写真撮影用語集です

写真撮影用語集

• アウトフォーカス
  写真のピントが合っていない状態で焦点からずれている事をいいます。クローズアップして、背景がボケていること。意図して、ピントを合わせないで撮影する時に使われることもあります。

• アオリ
  見上げて撮ること。レンズの光軸が中心で直角に交差しているのを調整することで、写真のゆがみや遠近感を補正したり、斜めにピントを合わせたりするテクニックになります。

• 赤目現象
  フラッシュをたいたとき（発光させたとき）に人物の目が赤くなって写ってしまう現象です。クリップオンストロボに緩和機能が付いています。

• アクセントライト
  写真の中のどこか一部分にアクセント的な照明をあてていること。

• 後（あと）ピン
  ピントを合わせようとしている被写体にピントが合わず、それより後ろにピントが合ってしまった状態のこと。

• アンブレラ
  アンブレラはプロが使う照明機材です。見た目は雨傘と同じようなものです。ストロボのバウンスに使用します。内側が白や銀になっていて被写体に直接当てるより光の印象が柔らかくなります。

• 一眼レフカメラ
  ボディー内部にミラーのあるカメラで、様々なレンズに交換が出来ます。レンズ交換してもファインダーからの撮影レンズを通して見えるので、ピントや画角が合っています。ミラーの無いミラーレスカメラもあります。

• 一脚
  三脚とは違い一本の脚しかありませんが、望遠レンズを使用したときの支えになります。スポーツの撮影などでよく使われます。

• 色温度
  光の赤み青みを色の温度をK（ケルビン）で表示する単位の方式です。太陽光の平均5400K、日の出2時間後と日の入2時間前が4800K、撮影用500Wフラッドランプが3200Kなど。高い数字ほど青く、低いほど赤い色になります。

• インデックスプリント
  写真の縮小版を一覧にして印刷したもの。写真編集ソフトでできます、主に写真の確認用や選定作業に使用されます。

• 広角レンズ
  画角の広い（60度以上）のレンズ。風景を撮るときに使うことが多いです。24ミリ、20ミリ、17ミリ、などが各社から発売されています。魚眼レンズなどもあります。

• コントラスト
  被写体や写真の明暗差、濃淡差のこと。カメラで設定することもできます。

• 絞り優先
  カメラの撮影時の設定で絞り値を自分で決めて、シャッタースピードはカメラが自動で適正露出になるようにセットする。

• 収差
  レンズの性能により現れる歪みなどの現象（球面収差、歪曲収差、コマ収差、色収差など）

• 周辺光量不足
  特に広角レンズなどの場合はレンズ内部に取り込む光源の範囲が均一でないため、画面四隅がアンダーになる現象。

• 焦点距離
  レンズの光学的中心から、無限遠方（∞）に合わせたときのそのレンズの焦点までの距離のこと。

• シンクロコード
  ストロボとカメラをつなぐコードです。シャッターを押すとストロボが発光します。

• 単焦点レンズ
  24ミリ（広角）、50ミリ（標準）、85ミリ（中望遠）、135ミリ、300ミリ（望遠）など焦点距離が固定で、ズームしないレンズのこと。

• 日中シンクロ
  昼間の屋外での撮影の時、影が強いときなどがありますね。そんな時にストロボを使って撮っているカメラマンを見かけたことがありませんか？それが日中シンクロです。

• バウンス
  被写体（主に人物、料理）にダイレクトにストロボのに光を当てないで、壁、床、天井に反射させて被写体に光をあてるライティングのやり方になります。

• パンフォーカス
  近い所から遠景まで、奥行きのある写真の全体にピントがしっかり合っていること。風景写真でよく使われます。

• 被写界深度
  写真のピントがあっている範囲。カメラの絞り（Ｆ）の値によって変わります。

• 平均測光
  カメラの測光方式。撮影画面全体の平均した明るさを測光する方式。ほかには部分測光や分割測光などがあります。

• 補色
  二つの色を混ぜ合わせると無彩色になるような相互関係のことをお互いに補色であるという。例えば、青とイエロー、緑とマゼンダ、赤とシアン